日本車と低燃費タイヤ

AA-C獲得!!長持ちする低燃費タイヤ登場

『長持ちする低燃費タイヤ』をキーワードに開発されたエナセーブEC203は、旧製品となるエナセーブEC202に対して転がり抵抗をより低減しながらもウェット性能を高め、さらにライフ性能も高めているのがポイント。

 

ラインアップする60サイズ全部タイヤラベリング制度の「AA−c」を獲得した。

 

ダンロップ「エナセーブEC203」ってどんなタイヤ?

 

具体的には転がり抵抗を12%低減し、耐摩耗性は9〜17%進展した。

 

技術的なポイントは、シリカの配合を最適化することで不要な発熱を抑えつつ、ウェットグリップに必要な発熱はちゃんとするようにする、ということ。

 

「新マルチ変性SBR」と呼ばれるトレッドゴムは、シリカの分散性を向上させることでポリマーの不要な発熱を制する効果がある。

 

さらに、サイドウォールに採用される「末端変性ポリマー」はポリマー末端の不要な発熱を抑える効果がある。

 

トレッドパターンはコンパクトカーや軽自動車サイズでは4リブパターンを採用するのに対し、それ以外のサイズでは5リブパターンとなっており、それぞれの特性に合わせたトレッドデザインとなっている。

 

実際の乗り心地は?

EC202との比較試乗では、走り出してすぐに明らかな『転がりのよさ』を実感。

 

発進の際、最初のひと転がりから軽やかだし、一定速での走行時、アクセルをオフにした際の空走距離、速度の落ちがハッキリとわかる。

 

スッーと走っていく感覚で転がり抵抗の小ささを実感。

 

いっぽうで、ちょっとゴツゴツとした路面ギャップからの感触を感じた。

 

タイヤ全体の剛性が高くなっていることも関係している。

 

これはゴツゴツとした不快な突き上げということではなく、トレッド面の反発力が大きい、という印象。

 

また『シャー』という高周波のパターンノイズは新商品が大きいように感じた。

 

特にステアリングを45度程度切れ込むような、大きめのレーンチェンジのような場面で耳に残る印象。

 

ただ、低転がり抵抗タイヤにありかちなザラついたタッチ感のノイズというのではなく、高周波のピッチノイズという印象で、不快なノイズではなかった。

 

全体的な感触は、とても素直な性格のタイヤというもの。

 

直進時の安定性が高く、切り込んでいった局面の追従性が素直でクルマの動きがとてもリニア。

 

グリップの限界付近の動きもわかりやすいので安心感を持ってドライブすることができる。

 

SUV用低燃費タイヤ/ブリヂストン「デューラーH/L850」音も静かなプレミアム!

 

実に15年ぶりのモデルチェンジとなるという、SUV用オンロードタイヤの最新作が『デューラーH/L850』だ。

 

SUVとはいっても、オンロードを走る機会が多くゴツいオールテレーンタイヤを求めない利用者も多く、そうしたニーズに応えたタイヤである。

 

「SUVタイヤのレグノを目指しました」とBS開発陣が胸を張るように、転がり抵抗を24%も低減したエコ性能とパターンノイズを著しく減らした静粛性とタッチのしなやかな乗り心地が自慢。

 

なかでもSUV用タイヤとしては圧倒的な低転がり性能は目を見張るものがあるのだが、これは各ブロック両端の剛性を高めふことでブロックの不要な動きを抑制。

 

コンパウンドの発熱を抑えることで実現している。

 

視覚的にもコンフォートプレミアムタイヤを思わせるリブパターンを採用し、いかにも静かでよく転がりそうなイメージのトレッドデザインとなる。

 

試乗レポート!

試乗は一般公道で、市街地から高速道路も含めた約50q程度のコースで、ちょっとしたドライブコースをイメージしていただけばいいだろう。

 

走り出してすぐに「これは軽快なタイヤだ」と実感した。

 

走り出しからスルスルスルと軽やかでタイヤの重さを感じないし、SUVタイヤ特有のブロックから発するゴーというノイズもない。

 

これは高速道路を走るとより顕著で、100q/hでも風切り音が気になるほどタイヤからのノイズが小さいのだ。

 

 

操舵感はオンロードタイヤに近い印象で、夕イヤのブロック剛性が高くスッとクルマがフィットするので気持ちがいい。

 

クルマがスポーティなハンドリングになった印象すら感じるほどだ。

 

SUVだからといって、誰もが非舗装路を走るわけではない。

 

舗装路主体の使い方であれば、このタイヤの方が満足度が高いことは間違いない。

 

今回は試すことができなかったけれど、実走行燃費も大変高まるはずなので、長距離を走るほどに「お得感」が実感できるはずだ。

 

「AAA−a」その効果は?

 

2010年に制足されたタイヤラベリング制度により、転がり抵抗とウェットグリップのレベルを指標で表示するようになった。

 

その最高レベルが転がり抵抗=AAA、ウェットグリップ=a。

 

もちろん、『低いものより高い指標のタイヤが、その分野においては高性能』であることは間違いないのだが、気をつけていただきたいのは、指標はあくまでも『ある一定の条件下での検証によるもの』ということ。

 

特にウェットグリップはブレーキ性能に特化したチェックであることを念頭に置いていただきたい。

 

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